千寿会社会見学旅行の記
敬老の日の行事のひとつとして、会全員が楽しみにしている社会見学旅行を9月19、20日に行いました。今年は残念なことに体調不良を訴える会員が多く23名の参加でしたが、幸い天候にも恵まれ無事に終了しました。
1泊の宿泊先は長野県湯田中温泉です。まずは川中島古戦場跡です。土産物売り場のおばさんの説明は流石に慣れた名調子でした。信州蕎麦と栗おこわの昼食の後、善光寺に参拝しました。山門に掲げられた「善光寺」の扁額の中にどんな動物(実は鳥)が何羽隠れているかというクイズが1会員から出され、皆で頭をひねりましたが、答えは内緒にしておきましょう。内陣の暗闇を探訪した会員も何人かいました。
次いで小布施へ廻り、岩松院へ行きました。ここには葛飾北斎が描いた21畳敷の極彩色の「八方睨みの鳳凰図」があって圧倒されました。われわれより遙かに年取った時の北斎のバイタリティーに感服しきりでした。
湯田中温泉の宿では、いいお湯につかり、宴会では会員のさまざまな隠し芸も飛び出しました。また丁度開催中の旅回り一座(と言っても実は一人でしたが)の早変わりの芸や唄を楽しみました。
2日目は果樹園でたわわに実ったリンゴやネクタリンを見た後、海抜2100メートルの志賀草津道路の最高地点の横手山を越えましたが、外気はなんと13℃でした。次いで白根山のお釜も見ました。
昼食の後、水沢観音、まいたけセンターへも寄りました。
一同、食欲旺盛、買気旺盛ないい旅行でした。
また来年も元気で旅行しましょう。(会長・山本鉄也)