千寿会散歩会の記・中山道浦和宿

 千寿会恒例の散歩会の今年度第1回を5月10日に実施しました。
 行先は中山道第3番目の浦和宿です。
 越谷の近くにありながら、あまり気にならない印象がありますが、江戸時代には参勤交代の大名行列が行き交って賑わった宿でした。
 街道筋にひっそりと残る史跡や寺社を訪ねました。
 今回は16人が参加しました。
 浦和駅の東口には大型の商業施設と複合する公共施設が出来ていて、新しい街造りも進んでいます。
 まず地元の人達から「お不動さま」と親しまれている大善院、樹齢400年の大ムクノキのある延命寺、地域の信仰のよりどころだった観音堂、氷川神社などを見てから、駅の西側の旧中山道へ出て、宿の本陣跡、二・七市場跡なども訪ねました。
 玉蔵院というお寺の山門は江戸時代後期の優れた建築です。
 調(つき)神社はちょっと読めない名前のお宮ですが、平安時代以前から続いている古社で、珍しいのは狛犬に代わりに「狛うさぎ」がいることです。またお宮でありながら鳥居がありません。
 爽やかな5月晴れの1日をゆっくりと楽しみました。